ごあいさつがまだの方がたには、はつ春のお喜びを申しあげます。年に正月三が日だけ奮発して食べるお寿司も三日目は助六寿司にした。これでまた来年の正月が迎えられればまた後1年間は寿司など食べずに過ごすことになる。人は寿司のみにて生きるにあらず、されど寿司くらいたまにはというものだ。この程度だからこそありがたみがあるとも言える。
昔たまに仲間うちのバンドでジャズを演っていた頃、この曲は好まれるのでオーネット・コールマンの「Lonely Woman」とともによくメドレーで演奏していたことがある。晩のクラブ出演前に回転寿司で軽く夕食を食べたら、高いオクターヴ上のV度音程をヒットするフレーズが出にくくてしまった、寿司を食べたせいでアムブシャーとタンギングの勘がおかしいぞ、と焦ったことがある(ギター、ベース、ドラムスに管は自分だけの4人編成だったからテーマは管が吹く)。アルトサックス、クラリネット、フルートの持ち替えで何とかこなしたが、寿司というとその時のことを思い出しもする。
Modern Jazz Quartet - Django (from the album "Django" 1956) : https://youtu.be/MvFdMw1YB9A - 7:13
The Ornette Coleman Quartet - Lonely Woman (from the album "The Shape of Jazz to Come" 1959) : https://youtu.be/OIIyCOAByDU - 4:59