人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

モンチッチ35th Anniversary

今回はあからさまな手抜きで行く。今年生誕35周年を迎えたというモンチッチ。ぼくはモンチッチの性別など考えたこともなかった。擬人化された猿くらいに思っていた(赤ちゃん人形のぽぽちゃんが性別不問と同じように)。
先週判った。東京MXテレビで毎週金曜18時55分~19時(70年代はこういう5分枠番組がよくあった。「怪傑タマゴン」「クレクレタコラ」など。4コママンガ的というか、スキマ商売というか)で「モンチッチ」のアニメをやっている。モンチッチは小学生(推定)の女の子だった!しかもボーイフレンドもいらっしゃる。現在はオフィシャル・サイトまで存在する。
1976年、2011年になってもモンチッチというブランドが商売になっていると誰が予測しただろう。少子化がかえってブランドの消耗速度を食い止め、新規参入よりも長寿ブランドに人気があるように見える。これは必ずしも健全な現象とは言えまい。
とはいえぼくの次女も5歳ほどで「プリキュア」と同じくらい熱中して見ていたのは「ゴースト・ハンター美神」とリメイク版「妖怪人間ベム」だった。長女は「気味悪い→見たくない」というところを、次女は「気味悪い→おもしろい→カッコいい」になり、次女の憧れのヒーローはベロだった。将来性のある子だ。
モンチッチ、性別・メス。これって常識だったのだろうか?そのうち性同一性障害リカちゃんなんかも現れる(でもってコスプレコンテストもやる)のだろうか?いったい時代は進歩したのだろうか?この時代に生まれてしあわせだったのだろうか?次々に疑問は絶えないが、ひとまずこの話題はここまで。