人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

Embraceable You(抱きしめたい)

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○コメントと断片より

(1)隔離室の遮蔽性は留置場や拘置所の独房よりも密閉度が高く、四面をコンクリートで固められた完全な密室です。完全に刺激から遮断し、沈静状態に落ち着くまで監禁するという、現状ほかに手段がないので行われてはいるが、人道的には疑問視される治療です。完全に無感覚状態におくと人間は狂気におちいる、といわれます。隔離室では無感覚状態におくことで狂気を鎮めるわけです。

(2)お体お大事に。ぼくは軽鬱続きながら、水位は同じでもベクトルは下向きのようで、一昨日から不眠と絶食状態です。今日はまる2日ぶりに、レトルトとインスタントで夕食をとりました。不眠・絶食に伴う幻覚はいまのところありませんが、そうなる予兆めいた不安感はあります。とにかく一食食べて服薬したので、後は睡眠導入剤で数時間でも眠れればリセットできるでしょう。こちらはTシャツと素足では涼しすぎるくらいの夜です。ぼくにとっての今夜の好運はそんなものです。

(3)程度が軽く(安定している)、日常生活をおくっている人・仕事ができるくらい良好な人でも症状の種類によってはそのくらい服薬します。成人病のようなもので、生涯治療だと思ってください。慢性症状化して何年も入院したまま(ひとりで留守番もさせられない、通常の日常生活が不可能になっている)の人は1回に10数錠服薬します。便秘になるので普通の人なら2、3滴飲めば翌朝にはすっきりする下剤を30~40滴飲んでいます。
また、錠剤の数だけではわかりません。ぼくは躁鬱病で、朝・晩に分けて処方されていますが、鎮静剤2種(躁を抑える)・安定剤1種(鬱を抑える)の3種類です。錠剤にも大中小があって、25mg×3錠と25mg・50mg各1錠と75mg1錠では同じで、薬の種類によって同じmg数でも糖衣だったりブドウ糖などをツナギにしてあったり、大きさ=飲みやすさはまちまちです。ですからぼくも大きくて飲みづらい薬は中・小に分けてもらいました。数としては増えるわけです。処方についてはご家族(保護者)の要望であれば教えていただけると思います。
入院を要さない状態まで回復し、服薬・定期通院によって寛解を保てるなら、それがなによりです。ブログでもそうして社会生活をおくってらっしゃるかたがたくさんいらっしゃいます。服薬を前向きにお考えになってください。