(1) 図版のうち下のふたつが去年の巣、今年はひとつになってしまって排水管の上で狭苦しそうな造りなのが図版上だ。 どうしてこうなったか。去年のふたつは整骨院と化粧品店の店頭の庇に巣を造っていたのだが、秋頃にどちらも店頭を改装してしまった(それま…
燕を詠んだ現代詩の白眉は伊東静雄(1906-1953・長崎県諫早生れ)の『燕』1939だろう。第二詩集の巻頭詩に据えたからには自信作で、発表誌での評判も良かったと思われる。 門の外の ひかりまぶしき 高きところに 在りて 一羽 燕ぞ鳴く 単調にして するどく 翳…
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