本文全20回、序・跋回も入れて22回でようやく「詩人氷見敦子・立中潤」は完結する。すでに書くべきことは書いたので、跋では落ち穂拾いとでも言うべきことが主になる。 たとえば前回の氷見敦子『「宇宙から来た猿」に遭遇する日』は85年10月号の「現代詩手帖…
○コメントと断片より (1)別名義=別人格、という発想は芸術家から犯罪者まで多く見られる事例です。重度の精神疾患から多重人格に陥る例以外でも、芸術家が手法的・主題的に狂人や犯罪者を模倣する時、多重人格・または人格の乖離はもっとも通俗性が強い、あ…
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