人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

菅原克己詩集、その他のエッセイ

○コメントと断片より

(1)L.A.のバンド、ラヴ「フォエヴァー・チェンジズ」1967は欧米では60年代ロックの大傑作という定評が70年代には確立していました。黒人ヴォーカル&リーダーという点も珍しく、デビュー前のドアーズはラヴを目標にしていたそうです。アルバムがヒットしたのにツアー嫌いだったためブレイクのチャンスを逃した、と言われます。リーダーのアーサー・リーは数年前に亡くなりましたがその前年に初めてのイギリス公演で「フォエヴァー・チェンジズ」全曲ライヴを行い、CDとDVDにもなりました。幸福な晩年だったと思います。

(2)いやはや、ぼくは炊飯器の裏蓋は毎回必ず洗う方です(笑)。強迫性障害という診断を受けていながら大して片付け好きでも潔癖症でもありませんが、「食器洗い」とか「風呂・トイレ掃除」「分別ゴミ」など衛生方面には該当するかもしれません。なにしろ食事中に空になった食器は食事を中断してまで洗わないと気が済まないから、やっぱり一種の強迫性障害ですね。

(3)はじめまして。ぼくはアルト・サックスをやっています。これまでのレパートリーは5月31日記事、初めてのジャム・セッション(新宿ピット・イン)の回想は6月27日記事に掲載しました(書庫「音楽・映画」)。よければご覧ください。ブログでは「モダン・ジャズの巨人25」を連載中です。

(4)確かにその通りですね。今時の製品の寿命の短いこと。さすがに手回し式チャンネルのテレビとなるとよほど丁寧に使ってきたんだな、と感心します(稼動部は壊れやすいですからね)。物の寿命の短い世の中では人間の命も安くなりますね。

(5)手帳の取得はメリットがありますし、ぼく自身で言えば病気と向かい合う態度が出来ました。それが一番の成果だったと思います。

(6)まず1年も前の記事に目をとめていただき、ありがとうございます。ぼくは学生時代には谷川雁や黒田喜男を読んでいましたが、手ぬるいと思っていた秋山清や菅原克巳がしっくり来るようになったのは30を過ぎてからでした。「日の底」を買っておいてよかった。やはりぼくもこの詩人はアンソロジー・ピースの『ブラザー軒』からでしたが(故・高田渡氏は好きですが現代詩原作のものはピンときません)、「日の底」は詩集まるごと素晴らしい。晩年の詩人の貴重なお話、ありがとうございました。