人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

調子がよくない。だが…

イメージ 1

なかなか明けない梅雨も原因か、ゴールデンウィークの頃から、ずっと身心の調子が秀れない。処方を切り替えてもらい全体的には改善傾向にあるが、その代り日中の眠気と倦怠感がつらい。メンタル受診は2週連続して遅刻、ブログも2日連続定刻アップできなかった。滅多にないことだ。
昨日は晴天だったが今朝は曇天でまた気分が重く、午後からは晴れたのでホッとした。ただし眠気と倦怠感は変らない。

昨夜はほとんど眠れなかったので、訪問看護のアベさんが来るまで昼寝をしていた。短い昼寝だったがこれで目が醒めた。
調子は悪いが、今週は大きな動きがあった。それは昨日の「療養日記」に書いた通りで、主治医から障害等級の再審査申請の勧めがあり(ただし受理を渋られる可能性が高く、診断書代も自費が前提のこと)、昨日障害者手帳の更新と併せて障害課と福祉課に再審査申請の可否について訊いてきた。幸い理解のある職員が取り次いでくれて、その上以前の担当者の後押しもあり、あっさり診断書用の医療券を発行してもらえた。

結果的に自己都合ではなく生活保護医療として認められ、自費ではなく済んだわけだが、
「後は先生にお任せしてどうなるか、ですね。佐伯さんも等級変更は納得されているんですね?」
「はい。明らかに病状は良くないと思います」
「医師の方から等級の再審査を言い出す例はほとんどないですよ」
「先生によるとなるべく急いだ方がいい、とのことでした。現状を踏まえると。ただ、結果的に医療券になりましたが、今さら診断書を断られやしないか」
「その時はぼくから言ってやりますよ。話の流れはうかがいましたから」

「とにかく診断書用の医療券まで発行してもらえたのは、佐伯さんが人間的に信頼を勝ち得た結果だと思います。患者さん本人が動いてそれをするのは大変なことです。特に前の担当者のHさんは佐伯さんが元々2級で、2年間に4回の入院にも立ち会っているし」
「ええ。お世話になりました」
「佐伯さんは入院した時のレクリエーションの名札やプレゼントの折り紙を今でも大事にしている」
とアベさんは壁に貼ったそれら(画像)を指して、
「そういう、人の気持を大事にする人柄だから市役所での交渉もうまくいったんですよ」
「人柄ですか」
ぼくは小首をかしげた。
「人柄ですよ」
とアベさんは言った。