せっかく応援していただいたのに残念な結果になって申しわけありません。県の中央福祉センターでは二年前に2級から3級に落としたんだから、このまま障害加算のつかない3級でよかろう、と機械的に審査したのでしょう。明らかに福祉切り捨てを感じます。行政によって生活扶助を受けているのだから、健常者と同じ受給金額で生活せよ、というわけです。今後はきっちり金銭管理と自炊できる良好な状態を保たねばならない。余裕はない。それが今後の生活の必須条件です。
実際、主治医から等級変更申請を薦められるほど5月~6月は病状が悪く、やりくりして生活するのも困難で、訪問看護士からは休息入院を薦められたくらいでした。異議申し立てをしても「権威ある委員会による厳正かつ公平な審査により異議申し立てには理由がないものとする」という回答しか返ってこないのはこれまでの経験でわかっています。自分から等級変更申請を薦めておいて、診断書で結果を出せなかった主治医を責める気もありません。
順当ならば二年後の更新待ち(これは福祉医療費で出ます)、もしそれまでに悪化の兆しがあればまた等級変更申請をする機会にもなりますが、今回障害課と福祉課で特別に診断書用医療券を交付してもらったのに変更が却下されたので、次回に申請する時は診断書代金は自費になるでしょう。生活保護減額で半年後には(家賃・公共料金を引いて)月に3万2千円で生活する状態で、病状も悪化し診断書代金3150円を自費で払うのは生活全体の危機です。現在の良好な状態を保てれば貧しいながらも何とかやっていけます。
もし本当に危なくなったら-主治医はなるべく入院させない方針ですが-生活保護費は1/3になるけれど、入院すれば食事と一応安全な環境(患者間のトラブル以外は)にいられる。自由とプライヴァシーはないけれど。これまでの入院では外出許可が出るまで回復したら自宅に本を取りに戻ってそのたび何人かの作家の全集を読破したものです。無人島で読書しているようなものですから夏目漱石全集など一回の入院で三回は読み返しました。
病状の悪化も入院も避けたい。でも自炊できるだけの状態が保てなくなったら入院以外の選択肢はない。これまでも命を落とす一歩手前で、しぶとく生き延びてきました。なんとかなるだろう、と思っています。
歯の詰め物が取れたので、今日もまた通院です。やれやれ。