人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

年越しそば2018年・紅白編

 あけましておめでとうございます。フィクションの世界では1999年に世界は滅びるはずだったはずですが、1999年からも早20年の歳月が流れて、なんともはやでございます。

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 30日に食べたカップ麺の年越しそばが日本レコード大賞編なら、おおみそかの晩にいただく年越しそばは紅白歌合戦編とでも言いましょうか。筆者は健康上の理由からテレビはアニメしか観ない(実写映像を観ると混乱する。ドキュメンタリー映画含め映画のみ可)ので紅白などという壮絶なノンフィクションは観ませんが、年越しそばはいただきます。12月上旬に通常価格の海老天はスーパーで買って冷凍してあったので、長ネギも鮮度が高いうちに年末年始を越せるタイミングで買っておき、万全の備えで年越しそばに向かいました。ほぼ10年前に入院して年末年始をまたいだ年が2回ありますが、クリスマスにはそれなりにデザートらしいものが出て、おおみそかには年越しそばが夕食に出たのは食事以外本でも読む以外に楽しみもない入院生活では嬉しいことでした。そのうち1回は処方薬の副作用で肝臓の具合が多少悪かったので周りの入院患者さんが天ぷらそばを食べる中、自分だけ山菜そばだったので情けなかったですが。入院病棟は9時就寝で談話室のテレビも9時には消されますが、おおみそかだけは特例で紅白歌合戦の終了までは談話室でテレビを観ていいことになっていたので(2度の年末年始入院は別々の病院でしたが、どちらもそうでした)、その年のプリキュア声優さんだった水樹奈々さんが紅白に出て特別コーナーで(男児向け)「めざせポケモンマスター」と(女児向け)「ハートキャッチプリキュア!」のメドレーがあったのが印象に残っています。

 そういう次第で年末年始入院をくり返すと、自宅で一人いただく年越しそばのありがたみが身にしみます。入院食の年越しそばじゃなくて無事に年末年始を越す年越しそばだぞ、と無病息災(持病で療養中ですが、現状維持という意味で)がありがたいのです。