人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

三が日最後のお寿司

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 というわけで、三が日も最後のお寿司を1月3日にいただきました。ちなみに元旦、二日目、今回のスーパーの折り詰めお寿司は同じスーパーで購入し、元旦のがいちばん高く、二日目、三日目と価格が下がります。ヴォリューム勝負なら稲荷寿司20カン、太巻き寿司の輪切り20カン、稲荷寿司と輪切り太巻き寿司各10カンずつの折り詰めというのも売っており、この三が日いただいた握り寿司よりそっちの方が安価で普段だったら絶対そちらを選びますが、そもそも普段稲荷寿司や輪切り太巻き寿司はおろか助六寿司すら非常事態でもなければ買うことはないほぼ完全な自炊生活ですから、これでもう来年2020年(!)の元旦まで寿司など自分で作ったちらし寿司以外食べることはないと思うと万感迫るものがあります。つまりあと1年は生きていなければ寿司など口に入らないということなので、1年後などどうなっているのか予想がつくようなつかないような年配になってくると茫洋とした感すらある。寿司そのものは世界から消えてはいないでしょうが、自分の方が消えてしまったらあとに残るのは寿司の方で、一人の人間の人生よりも寿司の存在の方が確かということです。「人生は短し芸術は流し」とはこういうことでしょうか。そういう気分で食べるお寿司はまた格別で、何ともまた馬鹿馬鹿しい気持にもなるのです。