2013-01-12から1日間の記事一覧
(「伯母からの年賀状」連作8・「いつもの診察室」~野生の棕櫚」からの続き) 「躁はもう大丈夫です。保存食はひと月分買い、家賃と生鮮食品分だけお金を残し、公共料金は清算済み。古本とCDは前金注文。情けない話ですが、躁の時は性欲もひどいんですよ。だ…
昨年やり残したのがイタリアの作家カルロ・エミリオ・ガッダ(1893-1973)と川端康成(1899-1972)の再読で、ガッダは70年代に翻訳が4冊あり処女作から晩年の代表作まで展望できる。一方川端も没後に発見・刊行された処女長篇と未完の遺作長篇が手元にあり、代表…
Johnny Griffin(1924.4.24-2008.7.25,tenor sax)。ボ・ディドリーが2008年6月2日に亡くなり(心不全、79歳)、グリフィンが7月末に心臓発作で80歳の大往生を遂げたニュースを新聞で知った時、このふたりの偉大な黒人ミュージシャンが同年生まれ(ディドリーは19…