人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

消費税は上ったが

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嬉しいことに自動販売機のお米は値上がりしなかったのだ。
新年度なので今日は市役所の「障がい福祉課」(うちの町では現在はこう表記している。先一昨年は「しょう碍福祉課」と名乗っていたが、さすがに一見して碍の字をどう読むかまだ馴染まないので現在の表記に変更された)に障害者交通費支給の申請に行った。福祉タクシー券、全国共通バス券、ガソリン代の三通りで12か月分で1万2千円相当が支給される。ガソリン代は振り込みだがタクシー券とバス券はその場で出してもらえる(ガソリン代は障害でも身体の人の方が多いようだ)。
まだ元気な頃はバス券をもらって金券ショップに売っていた。だが入退院を繰り返して、日常生活でもいざというときは、という事態に備えるとタクシー券の必要性が切実にわかった。市役所やちょっとした大型スーパーに行くには片道は歩いて行けるが、往復にはつらい。服薬の習慣で眠気や不注意があり、足腰も弱っているのだ。

なので精神障害者の日常生活にも福祉タクシー券は必要なのが自分でもわかるので、今日は市役所に行きがてら市役所前の公道の、お米の自動販売機で今月分のお米を買ってくることにした。以前はパンや麺類も多かったが月に5kgではやや足りない。10kgあればだいたい35日間(五週間)は一日三食米飯で足りる。しかも10kg2480円という破格の価格で販売しているのだ。

だが消費税が上ったから、2480円を105で割り108を掛けると2550円くらいの値上がりは覚悟しておかなければ、と思っていたら価格据え置きで嬉しかった。
タクシー券をもらってきてお米も買って、帰り道で見る公園の桜はひと安心した後だからかいっそう清々しく見え、今日はタクシーはいいや、このまま徒歩で帰ろうと10kgの入ったリュックサックを背負って記録を歩いた。