画像(上)が先週月曜、画像(下)が今日つまりちょうど一週間になる。その間にこれだけ解体作業は進んでしまった。四階建ての4棟の小団地だが、今後商業施設になるのか分譲マンションになるのか見当もつかない。商業施設にするのは無理としても、分譲マンションならあり得るが、ならばもう広告が出ていてもおかしくない。都心から50分ほどのベッドタウンのすぐ駅前だから、私鉄社員寮として建てられた50年前ならともかく改築するなら社員寮では割に合わないだろう。つまりどう考えてもすんなりおさまりがつかない。
駅の東口を下りて北を向くとすぐ右手にこの団地があり、線路沿いの小道をそのまま北に歩くと団地4棟にそのまま沿って歩くことになり、約120メートルで団地が終って線路をまたぐ歩道橋にぶつかる。だいたいそんな具合なのだが、しばらく前からこの4棟は誰も住んでいないわけだ。人が住まなくなった家には別のものが住むという。というよりは、家が何かを呼び寄せるといったほうがいいだろう。
そして一旦、その(何か)が住みついてしまったら、解体・改築工事に対してたいがいはどう来るか、従順素直に従うとはとても思えないだろう。わずらわしい事態に至らないで済むことを望むかぎりだ。