人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

袋麺焼きそばvs.カップ焼きそば

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 何だか音楽、童話、アニメに次いで焼きそばの記事がなぜか多いような気がする。音楽については聴かない日はないのでまあ古いジャズとロックを守備範囲として書いている。アニメはほぼ毎日観る。テレビで放送しているものは片っ端から観ているが、これは療養生活では曜日や時間帯の確認という療法的目的もある。テレビ番組を毎週きちんと観られるうちは様態も安定しているというわけ。実は映画も、それも1910年代~1980年代のものだが、DVDやブルーレイ鑑賞ながら月に10本~20本は観ている。ところが映画についてはあまり書く気がおきないのは、あちこちのサイトをのぞけはわかるが好き嫌いだけで一刀両断をまねき寄せる性質が映画というジャンルにはあるようなのだ。アニメはそれほどではないのは、好きな人だけどうぞという作りのものが多いからだろう、糞アニメがあっていいようにクズ映画だってあってもいいではないか。ちなみに童話は何も考えないで書いている。これを惰性といい、基本的かつ普遍的な物理法則に属する。

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 つまりブログに書くのは好き嫌いとは違うと言いたいのだが、焼きそばに限らず丼物や麺類、特に焼きそばをお膳に上げると写真に残したくて仕方なくなるのだ。これはカメラ機能のついた携帯電話の普及以来世界中に蔓延した伝染病といっていいと思う。手軽に写真に撮れるのは手軽に写真を撮る習慣に直結したことで、たぶんほんの最初のうちだけ遠慮やためらい、羞恥心があった。だが周囲を見回せばもう当たり前のようにハンバーガー店や喫茶店、ファミレスで誰もが記念写真を撮っており、1990年代までの飲食店やショッピングセンターには店内撮影禁止の貼り紙があったと思うがフィルム式カメラではフラッシュを焚かなければならない、という問題があり、それは迷惑行為だったから根拠があった。今では撮影禁止にしても取り締まりようがない。せいぜい医療機関の施設内くらいか、という話題をしたかったのではなくて、昨夜は雨だったから(理由になっていない)3食入り特売78円の袋麺焼きそばを炒めて食べた。具はキャベツとウインナーの短冊切りで、青のりをふりかけ、紅しょうがとからしを添えてある。ついついカップ焼きそばの写真と並べてみたくなった。カップ焼きそばだっておいしく、何より手軽なのだが、並べるとどうひいき目に見ても不利なのが不憫でならない。