人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ブリの照り焼きコールスローサラダ添え

 まずコールスローサラダを作る。粒コーンの水煮やタマネギがあればなおいいが、手持ちのキャベツだけでもそれらしいのができる。キャベツを千切りにして、適宜振り塩をしてお酢を足したフレンチドレッシングで和え、30分ほど寝かせる。フレンチドレッシングを使わず塩と酢だけだったらザウアークラウトもどきといったところだ。もっともザウアークラウトは酢ではなく乳酸菌発酵だから似て非なるが、風味としてはほとんど変わらない。

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 それから下味つきのブリの切り身を焼く。スーパーの鮮魚売り場で3切280円(外税)のパック売りを買ってきたもの。うちは天火の魚焼きオーヴンつきガスコンロがないのでフライパンで焼く。1切ずつ焼くのは不経済なので3切一度に焼いてしまう。フライパンに蓋をして蒸し焼きにすれば、片面2~3分ずつ両面に焦げ目がつく程度で十分火が通る。すぐに食べない分は冷蔵保存しておけば、食べる時に電子レンジで20~30秒で焼きたての熱さに戻る。

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 焼き上がったブリの照り焼き1食分におろし生姜(チューブ売りのやつ)を乗せて、皿にコールスローサラダと盛りつける。これにワカメの味噌汁とご飯で夕食にするのだが、食材費はおかずが100円、味噌汁とご飯(1食2合)を合わせても150円にもならないくらいだ。入院食とか刑務所食を思い出す献立だが、選択の余地なく出される食事と自分で選んだ食事は違う。キャベツを刻む喜びや、魚を焦がす楽しみがある。それは施設食にはないものだ。

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