市販のレトルトソース(キノコ入り
ナポリタン、バジルと粉チーズのトッピングつき)を和える。これは当然たっぷり具だくさんで美味しそうに見える。だが市販のスパゲッティ用ソース類の買い置きがなくなってしまい、月末なので財布も引き締めたいとしたらどうするか?粉チーズも切らしているが、幸いスパゲッティの麺だけは残りがある。
学校給食風トマトケチャップ炒め。粉末ガーリックと胡椒を少々。これでスライスしたタマネギとハムが入り、粉チーズをかければ少しは和風
ナポリタンぽいのだが(喫
茶店メニューだとピーマンの輪切り、茹で
グリーンピースも入る)、そうした具材は一切ない。皿1杯くらいは飽きずに食べられるのだが(この調理法だとトマトケチャップはずいぶん甘くなる)、なにしろ具がないのでお弁当のつけあわせ、という感じは拭えない。
そこで今度は塩胡椒ガーリック炒めにしてみた。緑色の粉末をかけてあるが、バジルではなく
青海苔でございます。
青海苔がスパゲッティに合うのかどうかはチャレンジだったが、塩胡椒ガーリックといえばポテトチップスの基本だしポテトチップスに
青海苔というのは普通にある。ソース味(ヤキソバや
お好み焼き)に使うと
青海苔はいかにも海苔っぽい風味がするが、塩胡椒ガーリックと合わせると香草の役目になると発見した。ただし軍配はトマトケチャップ炒めに上がる。塩胡椒ガーリック炒めは味が単調にすぎる。
締めはスパゲッティの
コールスローサラダで、麺も茹で時間4分の細麺だが、見た目は写真ではほとんど塩胡椒ガーリック炒めスパゲッティと大差のないものになってしまった。
コールスロードレッシングはマヨネーズと酢、塩胡椒を和えて代用したが、せめてキュウリかキャベツ、ハムでも入っていたら良かった(
青海苔はふりかけたが)。しかし今回のお題はスパゲッティを「素で食べる」ことなのでお題にはかなっている。意外なことだがトマトケチャップ炒めと塩胡椒ガーリック炒めは1食分に茹で時間8分の中太麺100グラムを使っているのに、この
コールスローサラダ麺は1食50グラムしか使っていない。調理方法でヴォリューム感にどれだけ差が出るかがわかる。だからどうしたと言えばそれまでだが。