人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

西日本限定チキンラーメン「アクマのバタコ」「アクマのキムラー」

 ……というのを西日本在住のかたに寒中見舞いにいただきました。つい取り上げそこねていたのですが、ヤフーブログも終了とのことですし、ラーメンの話題は寒い時期こそ食指をそそられますから、まだ春本番のぎりぎり前に載せておきましょう。

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 上のチキンラーメン用特製蓋付きどんぶりの画像はお借りしたものですが、チキンラーメン自体はおなじみの味付き麺です。「アクマのバタコ」はまず赤い小袋に乾燥具材が入っており、コーンとワケギでこれがけっこうたっぷりな分量で具材多めのカップラーメンほどもある。この具材を麺と一緒に沸騰させた湯を注いで3分間待ち、黒い小袋のバター醤油スープを入れて混ぜて出来上がり。CMなどではチキンラーメンに生玉子を入れて食べるとなお旨いと奨励していますが、熱湯注入3分放置では玉子は当然生同様ですし、筆者は固ゆで玉子しか食べられないので入れません。

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 麺はチキンラーメンのあの味、あの食感ですが、具材の多さと予想以上のバター風味でかなりのバターコーンラーメン度が味わえます。これ1食食べるとその日は油っこいものはもういいや、というくらいの濃厚バター風味。しょっぱさ加減は西日本限定だけあり関東以北のしょうゆラーメンほど濃くはありません。一緒に姉妹品のやはり西日本限定チキンラーメン「アクマのキムラー」(これは外袋が真っ赤)も差し入れいただき、こちらは具材は乾燥炒り玉子とワケギがたっぷりにバター風味の代わりにそのものずばりのキムチ味で、スープは辛くなりますが麺や具材でそれほど辛くなく食べられます。チキンラーメン自体が1食食べたら1週間は空けないとやや食傷する強い駄菓子味ではありますが、ネーミングのセンスやバター風味の濃さ・キムチ味の辛さともさらにクセの強いものながら、この「アクマの」チキンラーメンは即席袋麺としては具材の豊富さでなかなかの満足感があり、キムチ味版も西日本圏ならではの需要があるかもしれません。この冬だけの限定発売となるか定着するか、はたまた全国進出となるか。それがわかる頃にはこのヤフーブログも消滅しているわけですが。

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