人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

プリン体ってどんな味?

##さんこんばんは。子ども向けアニメや特撮ものは好きですよ。子どもの時は当然好きだったし、親になって子どもたちと一緒に見ると、子どもって本当に純真に見ているからぼくもあらためて楽しめるようになりました。ジョニー・ディップも同じようなこと言ってましたよ。
プリン体については11月20日の記事「高尿酸血症のお勉強」で触れましたが、尿酸値が高くなって成人病の引き金になる要因がプリン体代謝による尿酸の過剰になるのです。プリン体代謝→尿酸→尿、という流れです。プリンはPuddingじゃなくてPurine、とにかく自然界にいろいろある化学物質のひとつと思ってください(詳しく知りたい場合は、プリン塩基の呼称がより正確です)。
プリン塩基や尿酸は針状結晶なので高濃度になると関節に沈着しやすく、痛風の直接原因になります。また全身に渡って成人病を促進させます。プリン体自体は人体で合成されるものではありませんが、食品として摂取されます。プリン体は重要な旨味成分を構成するからです。痛風が古代から「帝王病」と呼ばれ、美食家の贅沢病とされてきたゆえんです。
肉にも魚介類にも豊富(特に内臓)、酒ではビールが突出しており、ビール大瓶1本でワイングラス32杯分、ウィスキー324杯分のプリン体を含みます(的確なコメントがあったのでアルコール類についてはコメントへの回答で補足しました。参照のことを)。
プリン体の人体への必要性ももちろんあり、尿酸値が低下すると窒素の排泄に支障をきたします。すっかり家庭の医学教室(一夜漬け)になってしまいましたが、こんなものでいかがでしょうか?