人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

ほめられた

イメージ 1

イメージ 2

鬱の徴候と食欲不振は表裏一体とすれば、これが本来の食生活なのでしょうが、健全に惰性で食事することができています。体力の維持さえできれば、この冬は病状悪化をまぬがれられそうです。
今日は主治医に「娘さんとは会えない、病気で仕事にはつけない、そのうえこれまで何度死ぬ目にあってるかわからない。よく生きのびてるよ、佐伯さんは」とほめられて帰って来ました。ほめられたのか?
なにしろちょうど1年前の今ごろは、
「毎日警察から電話がかかってきて、早く入院させなきゃならないのに『微罪なので釈放しました』っていうんだから手の打ちようがない。うちに連れて来てくれりゃいいのに。結局佐伯さんがフラフラになって来た時に、福祉課のHさんが入院先に連れて行ってくれたんだっけ。あれからもう1年か!」
「12月1日付で入院してるから、もう日付の感覚もなくなってワケわからなくなってた頃ですね。自分から2、3回警察に『留置場に入れるか入院させてくれ』って行って来ましたよ。でも取り合ってくれない」
「役にたたないな」
「あれはやっぱり、急性の統合失調様状態だったんですか?」
「うん。錯乱状態ね。佐伯さんのは過ぎれば元に戻る病気だから大丈夫だよ」
大丈夫だろうか?とりあえず今は大丈夫だ、と思いながらぼんやりと帰宅。
モハービ砂漠と較べればヤワなものですが、関東平野も昼夜で気温差が著しい季節に入ってきました。これでもう今日は用事は済んだぞ、とテレビで子供向けアニメを楽しみ、昼はイカの塩辛と味噌汁だけの食事だったので病院帰りに買ってきたお持ち帰り牛丼をレンジにかけて夕食です。
牛丼は通常320円ですが、吉野家がセール始めたので競合チェーンも一斉セールをしているのです。再利用可能なほど堅牢などんぶり型タッパーで、ごはん200g,牛すき100gが並盛りの標準量のようです。320円でそこそこ、人件費を含むのだから240円では原価割れでしょう。キャンペーン期間ならではでしょうね。検査をしたばかりでプリン体食品(笑)。肉ばかりか魚すら駄目で、蛋白質といったら大豆しか推奨されませんからね。もっとも普段は納豆と豆腐の食生活なので、あとはやっぱり酒かな。これも主治医に、
「一時に較べればよくここまで立ち直ったと思うし、完全に止めろとは言えない。でもなんとかもうひとふんばり…」と言われています。