『アイ・シャル・ビー・~』



『アイ・シャル・ビー・リリースト』
すべては置きかえがきくと人は言う
そしてどんな距離も近くはない
だからおれは思い出すことができる
おれをここに押し込んだやつらの顔を
おれには光が輝くのが見える
西から東に向かって
もうまもなく、もうまもなく
おれは、解き放たれるだろう。
だれもが助けが必要だと人は言う
倒れないやつはいないと人は言う
だけどおれはこの高い壁の向こうにいる
おれの姿がはっきりと見える
おれには光が輝くのが見える
西から東に向かって
もうまもなく、もうまもなく
おれは、解き放たれるだろう。
孤独な群衆のなかでおれの隣にいるのは
自分は無実だと叫んでいる男だ
おれには一日中そいつの叫びが聞こえた
自分ははめられたんだと叫ぶ声が
おれには光が輝くのが見える
西から東に向かって
もうまもなく、もうまもなく
おれは、解き放たれるだろう。
(前記アルバムより)
この曲はゴスペルとの関連がよく指摘される。ザ・バンド自体がゴスペルの影響が強い異色のロック・バンドだった。バンド独立を指す「解放」がバンド解散の「解放」になり、死という解放になる。ただの囚人の歌ではないのだ。