人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

味のある顔ジャケ

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今回は味のある顔ジャケを並べてみました。携帯作成なので図版を頭にまとめて掲載することしかできず、見づらくてすいません。
YouTubeの貼り付けできないので、原題を並記しました。どれもアップされています。ひどい世の中です(笑)。ジャケットだけでもお楽しみください。

●ジェントル・ジャイアント「ジェントル・ジャイアント」Gentle Giant'(same)'1970(UK)
やたら精密なアンサンブルを楽勝で豪快にこなす英プログレの裏帝王。解散後30年の今も根強い人気。しかしデビュー作でこのジャケットとは、器が違うわ。

●ブラック・キャット・ボーンズ「有刺鉄線サンドイッチ」Black Cat Bones'Barbed Wire Sandwitch'1970(UK)
これ1作きりで解散。なごみや安らぎと一切無縁、一人一殺って感じの刹那的轟音ブルース・バンド。まあジャケットほどには…。

フランク・ザッパ・アンド・マザース・オブ・インヴェンション「いたち野郎」Frank Zappa And Mothers Of Invention'Weasels Ripped My Fresh'1970(US)
初めての人が聴くと「ガガガガガガガガガガガ」としか聴こえないと思います。高校時代いわゆる「ジャケ買い」して激しく後悔したけど、CDで買い直してるんだから好きってこと?

セミラミス「フラッツに捧ぐ」Semiramis'Didicato A Frazz'1973(It)
同時期にワンサといた「イタリアのキング・クリムゾン」中の秀作のひとつ。

キング・クリムゾンクリムゾン・キングの宮殿King Crimson'In The Court Of The Crimson King'1969(UK)
前回好評につき再掲載しました。冒頭のキラー・チューン「21世紀の精神異常者」(旧邦題)の殺気!荒廃から抒情までを網羅した表現力の広さ、深さ。やっぱり本家は違うなー、とジャケだけでも他を圧倒するインパクト。

どれも楽しめるアルバムです。「いたち野郎」だってジャケはいいんだから(笑)。