人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

CDラジカセその後、その他のエッセイ

○コメントと断片より

(1)マンフレッド・マンはポール・ジョーンズがヴォーカルのEMI時代がチャプター1、フォンタナに移籍してマイク・ダボがヴォーカルの時代がチャプター2、ヴァーティゴに移籍してジャズ・ロックやってた時期がチャプター3、アース・バンドがチャプター4で、固定メンバーを置かない現在はチャプター5だそうです。面白いのはジョーンズとダボ中心にチャプター1、2時代のメンバーが「マンフレッズ」と名乗ってセッション・アルバムを10枚近く発表していることで、音楽ビジネスについて大人の割りきりがあるバンドなんですね。それもありかな、と思います。

(2)内田祐也さん自身はGSの前に歌手活動に見切りをつけて、タイガースのプロ・スカウトや若いミュージシャンの養成に方向を変えます。「内田祐也とフラワーズ」でもリード・ヴォーカルは新人男女にまかせ、自分はプロデュースとMCと掛け声くらいです。フラワーズでもフラワー・トラヴェリン・バンドでも祐也さんは全裸にこだわるので、女性メンバーなど泣いてしまったそうです。

(3)うちの場合は共通の話題もないし、取引に応じる気もなさそうで、そもそも同居しているつもりがあるのかもわからないので生き物とは見なし難いですね。生きてもいないものなのに確実に寿命があるというのも変ですが、物質である以上は、いつかはすり減り尽くす、ということなんでしょう。

(4)ちょうどサイケデリック=ピーコック(孔雀色、極彩色)・カラーというのが流行のピークだった時期ですね。デザインも直線を避けた、視覚的に錯覚を起こすようなものになっています。これは流行の変化とともに急激に古くさいものになりましたが、80年代後半からは一種の意匠(様式)として復活しました。

(5)おいおい、今日の記事に「治った」と書いてあるだろ?でも結局また壊れて、トレイが開かなくなってしまった。電源差し替えしても駄目。かと思うとまた治る。どうしようか?93年製造がここまで持ったのも大したものだしね。
今回はエムテディ「芽生えの時」という名作を飲み込んでしまった。CDラジカセだけじゃなくCDも買い直さなければならないのが余計に悔しいが、やむを得ない。とりあえすDVDプレイヤーで音楽だけなら聴けるし、ラジカセもカセット・テープや入りっぱなしのCDなら聴けるしね。