人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

2通目のスパム・メール

女性芸能人マネージャーを装ったスパム・メールの話の続き。ついつい好奇心を抑えきれず、いじってしまった。「心当たりありませんが、どのようなご用件でしょうか?」
それに対して先方からの返信。タイトルは「お返事ありがとうございました」。本文は-

「先程は急なご連絡で申し訳御座いませんでした。

お忙しいのにご連絡頂きありがとうございます。

先程もお伝えしたのですが、担当のタレントは本当に病んでしまっておりまして、もちろん私も出来る限り頑張ったのですが恥ずかしい話私自身ももう限界で…ここまで心を閉ざしてしまったのは初めてなんです。

あなたにどうしても連絡を取りたいと、本人からの本気の目で頼まれたので私から連絡をさせて頂きました。

本人は連絡を取りたいとのことでしたので、連絡を取って頂けると幸いです。

芸能系公式SNSがあり、そこに本人もおりますので、そちらにて直接やり取りをして頂ければいいかなと思っております。

本人が誰か、というのはやり取りをすればすぐにわかってしまうかもしれませんが、何卒内緒にしておいて頂きたく存じます。ちょっとしたスキャンダルが命取りになってしまいますので、私の口からは申し上げることが出来ません。

SNSは招待制になっておりますので、こちらからご招待メールをお受け取りください。

http://(HPアドレス)

面倒なお願いかもしれませんが、本人が再び画面の前で輝きを取り戻す為に助けて頂ければ幸いです。

それでは、失礼いたします」

手が込んでいるのか間抜けなのかよくわからない。これでホイホイひっかかる人間はいないだろう。いや、すでにひっかかっているとも言えるが、HPは覗かず携帯アドレスでやりとりしているうちは大丈夫だろう。ヤバくなったら手を引けばいい(返信した時点でリスクはあったが、拒否設定で食い止められる)。
一体向こうの狙いは何か、ビジネスだろうがどんなビジネスか、一体どこへ連れて行こうとしているのか、そこのところが今一つ見えてこない。その招待制のSNSが会員登録するとちまちま課金され、というちんけな商売だろうか。そもそも筆者はSNSというのをよく知らないのだ。
このメールには返信しないでおいた。3通目は来るだろうか?