人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

正興軒vs.こーちゃん

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画像の通りだ。以前この、まるで営業中とは思えない中華料理店はスリーパー、つまり潜伏スパイのアジトの隠れ蓑なんじゃないかとか(客が出入りしている様子がまるでない)、そしてひょうきんなじいさんがカウンター5席テーブル2席でやってる趣味だか税金対策かのヤキトリ屋が向かいにあるが、ここが急に休んで延々シャッターが閉まりっぱなしの時があるのだ。

これは裏で何かやばいことになっているのではないだろうか、とじいさんの行方を真剣に心配したことも一度や二度ではない。ぐつぐつと大鍋でダシをとられているヤキトリ屋のじいさんの姿が思い浮かぶが、そのたびに何もなかったかのようにヤキトリ屋こーちゃんは営業再開するのだった。

だが先々週の週末から降った雪は雪かきもされないまま先週末の雪が重なり、なにしろ二週間分の雪かきをさぼった報いは半端ではない。これはじいさんならずとも音を上げるだろう。どうするつもりか、自然解凍までヤキトリ屋こーちゃんは休業のままに違いなかろう。これをだれが責められようか。
一方、正興軒の見事なまでの雪かき。中華料理店は仮の姿で実体はスパイの巣窟とはいえ、あくまでやる気を見せる姿勢は怠らない。さすがにどこの国かはわからないが国家公務員だけある。というか、雪かきをさぼろうものなら祖国に残した両親妻子の運命、ひいては本国送還と粛正の厳罰が待ち受けているのだ。