『女の如く』
だれも苦痛を感じない
こうして今夜おれが雨のなかに立っていても
みんな知ってる
あの娘が新しい服を手に入れたのを
だけどおれはこないだ彼女のリボンの結び目が
巻き毛から垂れているのを見てしまったよ
彼女は女みたいに振る舞う、そうさ
彼女は女みたいに愛する、そうさ
そして彼女は女みたいに痛がる
だけど少女みたいに壊れやすいんだね
クイーン・マリーはおれの友だち
そうさきっとおれはまた会いに行くよ
でももちろんあの娘は
祝福されはしない
霧と覚醒剤と真珠で
他の娘たちと同じだとわかるまで
彼女は女みたいに振る舞う、そうさ
彼女は女みたいに愛する、そうさ
そして彼女は女みたいに痛がる
だけど少女みたいに壊れやすいんだね
最初から雨だった
おれは渇きで死にそうだった
だからここへ来た
きみの長年の呪いで傷ついた
でももっと悪いのはここでの苦痛さ
明らかじゃないか…
おれはぴったりしない
そうさ、もう別れの時が来たんだ
もしまた出会って友だちだと紹介されたら
それまでおれを知らなかったことにしてくれ
世界がきみのものだった時おれは飢えていたのを
彼女は女みたいなふりをする、そうさ
彼女は女みたいに愛する、そうさ
そして彼女は女みたいに痛がる
だけど少女みたいに壊れやすいんだね
(前記アルバムより)