(1)具体的に、自分の治療体験から学んだことをお答えします。
－1・薬の副作用が出やすい場合はあまり飲めないのではないか？
最初はごく一般的なものから始まり、診察を重ねて症状を特定し処方を切り替えていきます。どの薬も軽い副作用がありますが1～2週間でおさまります。副作用が続く場合は同様の効果を持つ他の薬に処方を変えてもらいます。
－2・薬があまりきかなくても寛解に向けてがんばれますか？
統合失調症の場合、服薬ではなく月に1回の注射もあります。ただし副作用止めの薬を飲まなくてはなりません。
薬の効果はゆっくりと長い期間をかけて浸透します。そういう病気だからです。劇的な効果はありません。根気よく医師の指示を守り服薬を続けることで少しずつ改善されていきます。自己判断で服薬をやめると振り出しに戻ってしまいます。
寛解とは日常生活に支障なく落ち着いた気持が保たれ、幻聴や幻覚、妄想などの精神症状や息切れ・めまい、パニック障害などの身体症状も現れない状態です。これには薬物療法だけでなく行動認知療法(学習療法)も非常に効果があります。自分の症状を調べて把握し、具合が悪くなるサインを感じたらとにかく安静にする。これでかなりの症状を前兆までで食い止められます。薬だけでも万能ではないし、学習だけでも万能ではないのです。
拙速なコメントですが、お役に立てたら幸いです。
(2)痩せたって新しいプロフ写真のこと(また不完全文だぞ)？痩せると早いんだよ(笑)。
元々統合失調と躁鬱っていうのは精神病ではなく性格分類から生まれた概念でね。精神医学はその概念を借りて診断基準にしたわけ。だから性格分類的にはだれもが統合失調なり躁鬱なりその混合なりに該当するんだよ。
そして日常生活に支障をきたすとか、明らかに奇行が目立つとか、社会に適合できないと精神疾患と診断される。それだけのことなんだ。
それで100人にひとりくらいの割合でストレスに耐えきれず病気になる人が出る。元々ストレスに弱いタイプの人もいるし、気の小さい人も危ない。ある意味社会の犠牲者なんだよ。
環境も遺伝も決定的じゃなくて、ぜんぶ混ざっているんだ。
またそれについては本文で書くよ。メンタルの記事は反響が大きいから、特に慎重に書いてるんだ。
