人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

(1)「プリキュア」シリーズ

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これから12回ほどは日本の女児向けアニメ「ふたりはプリキュア」シリーズを楽しく振り返ってみたい。04年の第1シリーズ以来、テレビ・シリーズは9作目、劇場用長篇作品は12作を数え、第1作以来玩具メーカーの「好きなキャラクター」アンケートで幼稚園・小学校低学年では不動の1位。諸外国でも20世紀版セーラームーンとして人気を博している。
セーラームーン」以降プリキュアまでもいくつかチームプレーの「魔法少女戦士」はあった。「東京ミュウミュウ」「おとぎ銃士赤ずきん」(主題歌が名曲)「ぴちぴちピッチ」など、なぜ筆者がこんな早朝アニメなんか見ていたかというと、妻がアニメ好きで娘と一緒に見ていたからだった。

テレビ朝日日曜朝8時半枠は「おジャ魔女どれみ」が4年間、次に「明日のナージャ」が1年間あって、事前の情報ほとんどなしに始まったのが女児向けアニメとしては画期的に躍動的な戦闘シーンが描かれる「ふたりはプリキュア」だった。以来筆者は離婚後もシリーズを見続けている。
「つらくないかい?」と主治医。「そうですね、離婚してしばらくは。でも今は一緒に楽しく見ていた時の気持で見られます」

シリーズの基本設定は中学2年生のふたりの少女の前に国を滅ぼされた妖精が現れ、悪の組織を倒して国を復活させてほしい(地球も狙われている)と懇願されて伝説の戦士・プリキュアに変身する力を授かる、というもの。シリーズごとの関連はない。 第1作からタイトルを挙げる。括弧内は放送期間とプリキュア人数、玩具売上高。

1.ふたりはプリキュア(04.2-05.1・2人・101億円)
2.ふたりはプリキュアMax Heart(05.2-06.1・3人・123億円)
3.ふたりはプリキュアSprash Star(06.2-07.1・2人・60億円)
4.Yes!プリキュア5(07.2-08.1・5人・105億円)
5.Yes!プリキュア5GoGo!(08.2-09.1・6人・105億円)
6.フレッシュプリキュア!(09.2-10.1・4人・119億円)
7.ハートキャッチプリキュア!(10.2-11.1・4人・125億円)
8.スイートプリキュア♪(11.2-12.1・4人・107億円)
9.スマイルプリキュア(12.2-・5人)

次回からは劇場用長篇作品を全作ご紹介したい。