長女Aが生まれたのは1998年9月1日で、避妊しなかった日から受胎日も割り出せる。当てはまる日から考えて妻(当時未入籍)はほとんど1回で懐妊したことになる。数か月前まで処女だったのにやる時はやるものだ。ほとんど意志の力で妊娠したとしか思えない。結婚式はまだお腹が目立たないうちにあげ、長女は妻が32歳になる1か月前に生まれてきた。女児だとは判っていたが生まれてくるまでふたりとも名前は考えていなかった(次女Aの時もそうだった)。
今年は5月の次女Aの誕生日には図書カードとシェフグルメカードしか贈れなかったので、長女への誕生日には図書カードの他に姉妹で山分けするように(このパターンが多いのだが)ダンボール2段分のプレゼントを用意した。この1年でため込んだやつだ。
ぼくがいなくなったので、娘たちは2000枚のCDとその数倍くらいの蔵書にも触れる機会も失った。景品でもらったミッフィーのボウル、マグカッブ、auの栗鼠の貯金箱2個、1巻本の手塚治虫「どろろ」の他は全部ちまちまプレゼント用に集めてきたCDになる。
○エリック・ドルフィー・イン・ヨーロッパVol.1
○ポール・ホーン・リヴィエラ・コンサート
吹奏楽部でフルートだという長女のために、フルート・ジャズのアルバム。
後は説明不用のロックの基本が続く。
○ザ・バーズ・グレイテスト・ヒット(第一集)
○ベスト・オブ・ドアーズ
○ベスト・オブ・ディープ・パープル
○ベスト・オブ・デイヴッド・ボウイ
○ザ・コンパクト・キング・クリムゾン
○ヴェリー・ベスト・オブ・10cc
○クイーン・グレイテスト・ヒッツ
○ロック・ヒッツ(50年代~00年代のオムニバス)
教育するつもりはない。が、どれも中高生のうちに聞いておくべきものだ(マイルス・デイヴィス、ビートルズ、ストーンズ、ディラン、ビーチ・ボーイズは昨年贈った)。手元にダブり買いのCDも結構あるが、ベスト盤がこれだけあればいいだろう。後は隙間にぎっしり70年代少女マンガでも詰めておくか。去年は4巻本の「ベルサイユのばら」を贈ったのだ。
次女向け(小五)は難しい。ロックのCDは母親が解説してくれるだろう。彼女も好きだから。クリスマスはジミとジャニス、ゼップ、それからスライにしようかな。