人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

カフカの訳本、その他のエッセイ

○コメントと断片より

(1)訳本の書名を一部間違えました。岩波文庫は「カフカ寓話集」「カフカ短編集」、ちくま文庫は「カフカ・セレクション」1~3です。ちくま文庫版は高いですが、長編3冊(各社から出ています)以外のほぼ全短編を収めています。ネット通販で探せば定価の数分の一で出ています。ぼくが重宝してきたのは角川文庫版の短編集(生前発表作品集)「ある流刑地の話」ですが、没後発表作品集「ある戦いの描写」にも傑作が多く、これは単独で出ていません(岩波文庫ちくま文庫に分散収録されています)。
ぼくの「カフカ小品集」の方は28回目まで書き上げ、43篇を取り上げました。毎日1回ずつ掲載していきますので、よければ参考にどうぞ。

(2)ぼくは幼すぎて、恥ずかしくて見られませんでした。これも天才ヤマタケ音楽でしたか。エッチでかっこいいですね。「プレイガール」に比べたら「チャーリーズ・エンジェル」なんかチアガールみたいなものです。

(3)もうスケジュール的に無理でしょうね。なんでシルヴィアンがモハビ砂漠に自宅兼スタジオ買ったのか知りませんが(キャプテン・ビーフハートの真似?)。フリップも70翁近いですし。あのデュオはいい具合に力が抜けて、各自では暗くなりがちなミュージシャンですが、実力ある人の余興の良さがありました。

(4)今6時半すぎだけど、神奈川県は来てます来てます。天気予報は的中ですね。明日の朝までに通過して晴れるっていうけど…?

(5)お姉さまと呼ばせてくだい(笑)。男の子にはああいう洒落たセクシー・アクションものは照れ臭くてクネクネしちゃうんですよ。しかし年代限定記事ですね。西野バレエ団!と言って通じる(ウケる)年代じゃないと。
ヒロインがかっこよく活躍する(セクシー可)テレビ番組、コミックス大好きなのはぼくの娘たちもそうでした。どうしたって男の子の方が精神年令低いですよ。

(6)初期の「おけら部落」「罐詰横町」、中期の「赤い子馬」「気まぐれバス」、晩年の「ピピン四世三日天下」、「われらが不満の冬」なんかが印象に残っています。アメリカ文学史的にはアースキン・コールドウェル(「タバコ・ロード」)と並ぶ30年代不況期の小説家ということになっていますね。全集20巻読破するのは大変でしょう。ご健闘を応援します(もう読破してたりして)。