人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

診察日日記(1月21日月曜・晴れ)

今日は内科と精神科。血液検査の結果が出ているはずなので内科を先に済ませなければならない。
診察開始の9時からそう遅れずに受け付けしたが、10人掛け・3列のベンチがほとんど埋っている。S先生は捌くの早いから10時予約の精神科(同じビルの隣)にぎりぎり間に合うか?
診察の前に体重を測る。73kg(着衣で)。昨年11月、12月には着衣で65kgまで落としたが(「太ると太ったねーと言われるのに、痩せても痩せたね、とは言われないんですよね」とはクマさん体型の訪問看護士・アベさんの口癖)暮れと正月を挟んだらあっけなくリバウンドしてしまった。これもアベさんに言わせれば「仕方ないですよ、暮れと正月じゃ」
それに寒いし。体を暖めたいから食事はしっかりたべるが、活動量はどうしても鈍る。ぼくなど毎日一食はカレーを食べていた(レトルトだが。一人暮らしだと料理はかえって食材が高くつく。それ以前にガスレンジを壊したまま買い替えるあてがない)。
待ち時間に化粧室で鏡を見る。ぼくは部屋に鏡がないので、スーパーや通院先で鏡を見るしかない。もともと乾燥肌で子供の頃には耳朶がちぎれそうになり、手指は割れて血が滲んだが、10代半ば以降はそれほどひどくない。
この冬は久し振りにひどいようだ。顔の皮膚はがさがさで今にもひび切れそうになり、粉を吹いている。ストレスもあるのかもしれない。顔を洗って、多少なりとも皮膚を湿す。

10時にとりあえず精神科で受け付けし、遅れるむね話してくる。内科に戻るとすぐ呼ばれた。高脂血症は一進一退、前回まで徐々に良くなっていたのがまた後戻りしてしまった。尿酸値は標準値内に安定しているがやはり服薬継続になる。早い話が現状は横這い、ということだ。

精神科ではぼくの番をとばしていたので1.5人待ちになる。「おはようございます」「S先生のところ、混んでたかい?」
内科の受診結果の報告もあるが、やはり父の訃報を知りぼくがどれだけ精神的に安静を保っているかが問題になる。前回は連休で休みを1週挟んだからK先生も務めて楽観的な励ましをしたようだったが、本音はまだまだ安心できないと見ているのが今日の受診でわかった。確かにこれまでぼくは悪化は突然で、しかも急激・爆発的だった。だから社会的活動も延々先送りになっている。父の死でさらに慎重にしなければならなくなるのだろう。