人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日記・3月11日月曜・晴れ

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いま歯科の待合室、珍しく待たされているところだ。昨日は3月10日で慣例ならば卒業式だが、日曜なのでどうなったのだろう?金曜まで繰りあげたらせわしないし、10日を過ぎても間が抜けている。昨年逝去したらしい父は昭和13年3月10日生れだから現存ならば75歳になった。3月10日は陸軍記念日なので陸三と名づけられた。亡母も同年6月生れだった。40代はじめに死んだ母の老後の姿など想像できない。
今日は世間では一昨年の東日本大震災津波原発事故、停電や混乱を回顧する日だろう-ここ数週間も関東では小さな地震が小まめにあった。

「ついに南海地震かと思ったよ」と仕度をしながら歯科の先生が衛生士さんと雑談している(ぼくは治療台の上で、顔にタオルをかけられている)。
「私実家に行ってましたから」
「だったらそんなに揺れなかったか」
「母が焦って飛び起きてましたよ」
「え?昼間だったろ?」
「昼寝してたんです」
のどかだ。歯科の治療は今日も少しずつで、メンタル・クリニックに向かう。

今日はメンタルでも珍しく待たされ、ここまでの文章を書いてしまう。携帯使用可(通話は不可だろうが)の待合室で続きを書く。
このブログは平均して一日60人前後の訪問があるが、昨日の日曜は突然158人という瞬間最大風速が吹いた(前日の土曜は54人だったのに)。ランダムブログに入っていたのか?さもなければこんな華も実もない中年男のブログが人の気を惹くはずもない。それに訪問=読者数ではないだろう。タイトルくらいは見るとしても、読んでくれているとは限らない。

メンタルの診察は減薬による自覚症状の続き。梨の木坂の崖っぷち神社の石段の話をする。「元気なのはいいんじゃないの?」と、アベさんには心配されたが主治医は気にすることはないという様子。医療者が違えば診断も違う、ということだ。足して割ったあたりが妥当なのだろう。
処方薬の分包待ちはいつも30分以上なので、今日はこの後の掛け持ち通院もないので坂の下のスーパーに生鮮食品を買い物に行く(食パン、生麺、もやし、納豆など)。
最近この近辺にも「おはよう納豆」が出回るようになった。別れた妻が秋田の出で、秋田では納豆といえばおはよう納豆だそうだ(秋田は納豆発祥の地を自称している)。40gと少ないけれど、48円と安いんだよな。納豆は貧乏人の友だ。