天気予報だと梅雨入り宣言して今日は一日雨だったはずだが、晴れじゃん(と首都圏方言で思った)?夜中は降ったが、日中は晴れならもちろんありがたい。今日は午後には訪問看護があり、午前のうちに内科に行かなければならない。
内科には高脂血症と高尿酸値血症で通院していて、どちらも服薬で改善しているから隔週の受診で済むのだが、ゴールデンウィークまではメンタル・クリニックへの通院(予約制)と併せて月曜日にしていた。同じ建物の隣り合わせのテナントだからだ。
連休を挟んで、休業日の関係からメンタル・クリニックと内科の受診日がずれてしまった。どうせヒマなのだから大した手間でもないが、薬の管理がやや面倒になった。毎週と隔週の違いはあっても週単位で管理すれば解りやすかったが、内科は水曜が休業日だから火曜に前倒しもできるし、前倒しすると二週間後の水曜日を跨いで15日分の処方になる。
結局今週は土曜朝の服用分まで手元に処方の残りがあり、水曜の晩には「明日通院しよう」と思っていた。だが木曜は朝に早すぎる中途覚醒(午前四時半)があり次に起きると七時で、用事がある日はここで起きるのだが「今日なんかあったっけ?ないない。眠ろう」と眠ってしまった。思い出したのは晩の七時を過ぎてからだった。
今日の通院は昨晩からしっかり忘れないように意識した。診察前に体重を測るとぴったり70.00kg。身長170cmなので中年男としてはまずまずだ。55kgだった時が低体重すぎた。次回の通院で採血検査があるが、たぶん中性脂肪も肝機能も前回よりもっと改善しているだろう。
薬局で優しそうな薬剤師さんから薬を受けとる時、彼女が右手の手首に医療用らしいベルトを巻いているので訊いてみた。腱鞘炎用の保護ベルトだという。ぼくも手首の腱鞘炎は経験があるから少し立ち話した。ぼくの時は左手首だったな、利き腕よりも押さえたり支えたりする側の手首を傷めるよな、と気づくと、対面している彼女が左手で広げた薬を袋にまとめて正面のぼくの右手に渡した。
ぼくの長女が左利きに育ったのはたぶん対面して何気なく左手に物を渡していたからだと思う。だが次女は特に注意したわけでもなく右利きに育った。この薬剤師さんはどうだったのだろう、と思うとやっとなかなかの美人なのに気づいた。だからってただそれだけのことだが。