これは内科で血液検査のために採血された跡だから、やばい画像でも何でもないことを強調しておきたい。なんでこんなことを断るかというと、一時期このブログには過食だのリスカとかODを話題にしあう人たちがよく立ち寄ってくださり、過食はわかるがリスカやODとは何ですか?と尋ねたらパタッとその人たちは来なくなった。
その時に、リスカの画像は載らないよ、とその人たちがやりとりしていたのを思い出した。じゃあ過食のゲロは?試してない、とか、ぼくも同類に思われているから立ち寄ってくれているんだよな、と思うと名状しがたい気持になった。やりきれない、というか、気の毒な人たちなのには寛容でありたいが、ナルシシズムも感じたからだ。
以前の採血検査の絆創膏画像も載ったから、今回も大丈夫だろう。これは医療検査跡の画像です。打った跡の画像じゃありません(笑)…だいたい本当に「打っている」人たちは、なるべくバレないところに打つものだ。腕なんか問題外。あのチェット・ベイカーに至っては、これ以上打つところがなくなって遂に睾丸にまで打っていたという話だ。しかしジャズマンの話は尾鰭がつくからまさか睾丸はないだろう。だけど陰嚢なら可能かもしれないぞ、と思わせるところがシブ中のこわいところでもある。なんでこんな話題になったかというと…
ルー・リード(1942-2013)の訃報を今日、知ったからだ。10月27日にNYで死去。訪問者の方のブログを訪ねて追悼記事を読み、すぐにウィキペディアで確認し、この人もユダヤ系のニューヨーカーだったことを知った。ボブ・ディランやポール・サイモン、またリー・コニッツやビル・エヴァンス、バーブラ・ストライザントと同じだ。今までルーさんの人種的出自など考えたことがなかった。
だがユダヤの戒律ではオカマは悪魔だし、さらにジンキーでもあるとなると…でもルーさんは80年代初めに脱オカマ・脱ャキー宣言をして美少年レイチェル君(だっけ?)とも別れ、シルヴィアさんとノーマルに結婚し、晩年まで太極拳に励んでいた。ラリって年齢不詳の40代なんていう半端な歳で自転車でコケて死んだニコのようにはならなかった。
…しかし今日の採血は災難だった。「駄目?」「引けない」「角度が…」「01にする?」四刺し目、看護婦さん二人がかりでようやく成功。腰が抜けて、立ち上がるとふらついた。