人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

療養日記・11月8日(金)晴れ

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毎週金曜日は訪問看護のアベさんが来る日です。今日は朝から天候が良かったのと、昨夜届いて使い始めた電気敷毛布のおかげで腰の具合も良いので、布団干しやシーツ洗い、床の掃除機かけをしました。掃除機など中腰にならなければ扱えませんから、いかに今日は腰の具合が良かったかがおわかりでしょうか。

内科の採血は先週アベさんが帰った後で、四刺し目でようやく成功するという散々なものでしたが(画像1)翌日絆創膏を剥がしてみて内出血のあまりの酷さに仰天し(画像2)、一週間経った今日でもまだこのありさまです(画像3)。長袖の季節で良かった。この注射跡(違うんだけど)はやばいわ(笑)。

整形外科に通院する許可は福祉課の担当者氏に取ったので、早めに通院を始めたいのですが、今日は見送って掃除を手始めに洗濯や布団干しにしたのは、布団の取り入れやシーツかけはアベさんに手伝ってもらわないと苦労するからです。もちろん今日が良い日和だったからこそです。
お米も10kg袋だと、一人でタッパーウェアに移すのは大変なので、手伝ってもらいました。先月は二人がかりで30分もかかりましたが今日は10分とかからず、
「前回よりかなり手際が良くなりましたね」
「コツをつかめた感じですね。息の合わせ方とか」
「二回目でこれだけ上達するものですね」
「きっと次回はもっと速いですよ」
―と二人とも得意な気分になりました。整形外科通院よりも今日はこうしたことを優先したわけです。

布団の取り入れやシーツかけも前提は自分でやるのですが、ぼくは前傾姿勢で大きなもの、重いもの、広げなければならないものを扱うと腹部や胸部が圧迫されて息が詰まり、パニック発作の前兆を来しやすい。これには予期不安というのも大きく関わっています。
そこで、アベさんの立ち会いで少し手伝ってもらいながら作業すれば予期不安はほとんど起りません。これはパニック発作が身体状態よりもメンタル面に由来する症状であることをよく顕しています。

アベさんは訪問看護が決った時に、訪問看護の内容を「要するになんでも屋ですよ(笑)」と言っていましたが、パニック発作の例が典型的なように一人暮しの精神疾患療養者には「信頼する人に立ち会ってもらう」ことで安心してできる、という事柄があるのです。訪問看護のアベさんに感謝する所以です。