人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

「この人は患者さんですね」

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(1)ゴールデンウイーク中の出来事
 他人をあげつらうコメントなどこのブログにはそう多くは寄せられませんが、最近集中して匿名で誹謗中傷が寄せられ、しかも事実無根なので参っています。手口から見て常習犯らしく、内緒扱いならまだしも、中傷を公開することが目的になっているので公開コメントのままゲストブックに放置しておくしかない状態です。リコメも削除も思う壺でしょう。
 常習犯と思われる根拠は、このブログのゲストブックはログイン限定にしていますが、それでもわざわざ匿名書き込みのためにブログ未開設の新規アカウントを作って、プロフィール非公開で書き込みをしてくるわけです。そういう人に限って居丈高に「身勝手で自業自得」「上から目線」「陰口」「立派なことを言っているくせに」「愚行」など中傷してくる(むしろそっくり投げ返したいくらいです)のですが、匿名で言いたい放題の非難をしてくるご自分は正論を言っているといわんばかりです。
 何の根拠があってか「親友や弟さんに度々借金を申し込んでいますね?」などと言われても、ブログの文面通り借金を申し込んだことなどまったくない。そもそも離婚のトラブルで前科者になった時点で縁を切られた以来まったく音信不通になっている。なのに人間関係が疎遠になったのは「あなたがお金目当てなのだから自業自得だ」といった調子。「溺れた犬を棒で叩く」という外国語の慣用句がありますが、その上よほど赤の他人を蔑みたいらしい。
 こういうありもしないことを憶測、決めつけ、勘ぐり、言いがかりだけで非難してくる書き込みには悩まされます(しかも午前5時の書き込み!)。答えても無駄でしょうし無視するか、無視するとして放置するか削除するか。どちらにしても虚しいですが、もし皆さんにもそうしたことがあったらどうされますか?こういうことがあると、ブログ自体を続ける意欲も低下してしまいそうです。

(2)小池さん(精神保健福祉士)の見解
 先のゲストブック書き込みですが、ゴールデンウイーク明けに精神保健福祉士訪問看護のお世話になっている小池さんに相談してみました。小池さんはまず一通り呆れて読んで(「ヒマな人ですね。しかも元の記事をぜんぜんちゃんと読んでない」)、それから読み返して、
「この人は患者さんですね」
 つまり第2と第3の書き込みは続きになっているけど、その内容は第1の書き込みに書かれた想像が事実だという前提になっている。これを書いた人は、第1の書き込みをした後でその内容が頭の中で事実化して妄想が膨らんでいき、第2と第3の書き込みになったのではないか。この場合第1の書き込みは自分の妄想ということも忘れているから、一種の無意識的な自作自演というとか、自分の書き込みに刺激されてそれが第2・第3の書き込みになるので、最初の書き込みの時とは別人としてさらに攻撃的な中傷を書き込みにくるわけです。そういう種類の患者さんではないかという意見でした。
 なるほど。以前、何度か入院するたびに必ず1人は攻撃的なトラブルメーカーの患者さんがいましたが(なぜか女性ばかりでした)、根も葉もない決めつけがどんどん完全な妄想にエスカレートしていくのです。髪の毛のつかみあいや突発的な暴力もよくありました。この書き込みの人も目的としているのは言葉の暴力でしょう。仮にぼくが弾劾されている通りの人間だとしても、身近な相手ならともかく赤の他人に侮辱されるいわれはありません。
 書き込みの本人も掲載後にアカウントを抹消している(URLも存在感しなくなっている)からもはや自分からは書き込みを消せないし、リコメはもちろん削除されたかもチェックしにくるかもしれないから刺激する可能性がある。削除したいところだけど何もせず放置しておくのが一番でしょう、と結論としては小池さんも主治医と同じ意見でしたが、ぼくの元の記事もゲストブックも実際読んでもらって「事実無根の妄想。患者さんですね」と専門家の小池さんに判定してもらえたのはゴールデンウイーク以来の杞憂が晴れました。ゲストブックに放置しておくのは不快感は残りますが、「佐伯さんのブログを見ている人はこんなの本気にしませんよ。大丈夫ですよ」とも言われたので、気にしないことにします。
 「***さんは知識もあり立派なことを書いていますが、今度(もう7年前の件なんだけど?)のことは完全な愚行です」というのは……ぼくのブログは偉そうで鼻につくんでしょうか?「いや、全然そんな感じしませんよ。嫌みもないし、良い意味好奇心旺盛で若々しいし」「そう言っていただけるとホッとします」
 まあこの人は気の毒な人ですね、と小池さん。不幸な人なんでしょうけど……ちゃんと通院してるのかな?自分がおかしいと認めたがらなければ駄目でしょうね。まあ常習犯でしょうから相手にしなければ他のところに行きますよ。(と言いつつ、こうして記事にしていますが、怒りや復讐心からではないのです)。
 しかし「この人は患者さんですね」とはね。やっぱりかとも思いますが、ぼくも精神障碍2級の患者さんではありますけれど、いろんな病気もあるものです。
(写真は不愉快な内容を和らげるために添えました。)