人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

存在感のある歩道橋

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鬱は昨夜9時から今朝9時までの強行12時間睡眠で晴らした。体調でわかる。肌もサラッとして頭も重くない。
生活リズムを整えるためには、朝の散歩がいいそうだ。ぶらりと出て、ぼくの住んでいるマンションのすぐ前にあるのがこれ。小田急線座間駅のプラットホームの北端をまたぐ歩道橋。
この歩道橋はぼくが子供の頃からあった。40年経った今もある。青かったどうかは覚えていない。
今の部屋に入ってしばらく、朝8時に小学生の集団登校の待ち合わせで歩道橋のたもとがにぎわう声がつらかった。娘たちも今ごろ、と思わないではいられない。
もう気にならなくなった。記憶の風化、と精神医学でいうものとも違う。ぼくは娘たちから離れて暮らしている、その現実のほうがしっかり自分の中に根づいたということなんだろう、と思う。