人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

これは、かわいい

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こなさんみんばんは♪
と、はい、会場の温度を3度下げたところで自己紹介させていただきます。筆名アエリエル、47歳バツイチ娘ふたり、学歴職歴なし賞罰前科1犯、精神疾患第1級相当(主治医による)、躁鬱病で複合型人格障害発達障害(自閉症/アスペルガー症候群)です。医師の指示により完全自宅療養中でZ市の納税者の皆さまの血税生活保護モニターとして生かしていただいております。この都度は私の在宅作業療法である「作文」を披露して皆さまの罵詈雑言をうけたまわりにまいりました。タイトルは「これは、かわいい」。内容はジェンダーに関する考察です。では…

女性には許されて男性には許されないことが世間にはまだまだたくさんあります。たとえば女性に見られる自己肯定感の表明などは美容や衣装などにあらわにされ、腋毛や脛毛を処理して露出するのは一部の特殊職業の男性に限定されており、一般的に男性はおおやけの場では胸毛すら露出をはばかられるのが現状です。かく言う私も別れた妻にすら胸毛を見せませんでした。思慮深い男は胸毛の発毛する抑制するものです。
胸毛の話は一端にすぎません。私が話をうかがったほとんどの成人女性はどなたもあっさりと「女でよかった。生まれ変わっても女がいい」とおっしゃっておりました。おそらくそれが先述した自己肯定感の根拠になっているのだろうと思われます。
たぶんそれほど男性の自己肯定感は安定していないでしょう。「男でよかった。生まれ変わっても男がいい」とあっさりと言えないところが男にはある。あっさりと言う男はかえって信用ならないところがある。 ただ、自己肯定感を持てない女性は男性より深刻です。「男なんて種や風のようなものだ」とは西脇順三郎の詩句ですが、もっと言えば馬の骨みたいなものでしょう。表面上男が世の中を動かしていると見えてもしょせん地獄の釜の中。煮られてダシをとられるのならヤキトリ屋の客も東方神起も変わりありません。
男性の場合の鬱は大きく言って対人関係がほとんどです。不遇感が絡むにせよその原因は対人関係です。
女性の鬱はあまりに多岐に渡って、原因を特定できないまま治療を継続しても効果が見られないことが多い。おそらく彼女たちを苦しめているのは目に見える幸福の欠如です。男なら執着しないものです。
この図版を見て「かわいい」と思いますか?