人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

生きる根拠、日曜日らしいこと

イメージ 1

(1)

**さんこんばんは。季節感にとらわれずともいいんじゃないですか?どの日と言わず1年365日かけがえのない余生です。そちらでは早くも暖冬の気配とのこと、うらやましいなあ。
ぼくみたいな独居病人の気を引き締めるべきは、年末年始の前後2週間は安定した容態を保つことですね。その間は病状が急激に悪化しても病院が休日シフトで緊急入院させてくれないのです(よっぽど身体的に要入院ならともかく)。
去年の今ごろ、ぼくは病状を悪化させて入院一直線の状態でした。日付もわからず、買い物の仕方もわからなくなり、お店では買い物かごをそのまま持って呼び止められてお金を払う、という有り様でした(なので退院後にも出入り禁止の店がいくつもあります)。夜には室内に見えない人影が無言でうろうろしていました。入浴の仕方すらわからず、着衣のまま湯槽に浸ったりしていました。
こんなに好い秋の気候でもそんなにおかしくなってしまったのが信じがたい気がします。そこまで行って引き返して来られたのも好運か不運かわからない気がします。

(2)

ぼくはシゾイド型パーソナリティ障害でもありますから(笑…これはごまかし笑いだな)白と言えば黒、右を向けと言われれば左、自分自身の感覚だってあてになりません。言わば矛盾した両極を同時に生きているようなものです。大事なものほど投げ捨ててしまう。望んでではなく、束縛と感じるものから一切離れたくなるのです。立場としてはどんな価値観にも相対主義になります。坂口安吾堕落論」はそういう状況を生きる人間のデカダンスに肯定的な実存を見出だせないか考察したものでした。
今は映画や読書、CD聴取はぎりぎりぼくを世の中につなぎ止めるものです。社会的にはぼくは存在していないも同様です。デカダンス以下。衣食住の選択肢すらほとんどない生活。共感も反感も自分の意志ではありません。感じているのは、ぼくはまだなにひとつわかっていないということくらいです。

(3)

ぼくも今日は日曜日らしく一日中ゴロゴロしてました。朝はスーパー戦隊仮面ライダープリキュア見て、CDや本でネタを探し資料を頭に入れ、ブログ記事1本書いて、お昼はレトルトの中華丼とスープ。午後は夕方まで昼寝。暖かい気候だったからか湯上がりみたいにだるいです。この1週間も良い週になりますように。