人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

夜ごと太る女のために・性愛編

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さて、今回のテーマはずばりセックスです。書く前からナーバスです。相手あってのことですからね、なにしろ。

性犯罪者は薬物治療よりもちょん切るというご提案ですか?なんと過激な(笑)。しかしレイプは殺人と同等の重罪です。それは人格を踏みにじります。
問題は恋人・夫婦間の惰性的レイプなどでしょう。これは男性からの行為とはいえ女性の容認があるわけで、第三者の余地がありません。

他人へのレイプより顔見知りへのレイプのほうが実数としても多い。傷害・殺人と同じく。フェミニズムからも論じられる問題です。男性への感情的依存から、一方的な要求を拒めない。セックスだけではない。関係全般です。そうした関係を美化する文化があり、それが自己イメージとなって女性の精神を束縛する。
ジョン・レノンの曲名通り『女は世界の奴隷(ニガー)か?』です。この「世界」とは男のこと、経済と政治と生産を独占する人間のことです。

去勢手術は現在でも行われているでしょう。中国流に言えば「接せど漏らさぬ」男などは去勢の必要もありませんが、用済みならパイプカットもいい。去勢だとホルモン・バランス崩しそうだしね。カウパー腺液は同じだろうなあ。
不能ではないが快感もない」棒のような男としては、離婚後初めての恋人(7歳下の主婦、高校の後輩でした)とは一度も感じませんでした。皮肉にも彼女は40歳のこれまでセックスで感じたことがなく、女はそういうものと思い、ただ求められるまま、という女性でした。それが彼女の望みでした。過去の男も、また。

彼女は毎日のように通って来ました。不感症ではなかった。体位を変るたび、コップからこぼしたように溢れた。平均して30分で5回のオーガズム(彼女にはオナニー以外初めて)の後はいつもすやすやと昼寝していきました。あどけなく、かなしい寝顔でした。

彼女の冷えきった結婚生活-堕胎・鬱・OD・リスカアルコール依存症、不倫に至ったいきさつ、ちょうど1年ほど続いた関係、別れの決断。-それはまた別の話になります。

中世の魔女狩りではクリトリス切除の記録があります。クリトリスの正式な医学的「発見」はたかだか19世紀後半です。
アメリカでは女性のニンフォマニアロボトミー手術が行われ、知的障害が残るという例がありました。どうも話がグロテスクになって、すいません。