人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

Wispering Pines(松林の囁き)

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○コメントと断片より
(Pineには松の木の他に恋慕や悔恨の意味がある。タイトルはザ・バンドの曲名から。リーダーのR・ロバートソンは筆者と同じ誕生日、7月5日。この曲はロバートソンとR・マニュエル-バンド解散後自殺-の共作)。

(1)こんにちは。精神疾患は本人だけでなく家族も当事者(精神疾患に限りませんが)ですから、家族の方がやりきれない時もあります。本人のつらさが家族に伝わらないこともあるでしょう。病気に対してなげやりになってしまうのは病気以上に恐ろしいことです。世間にはまだ偏見から家族にも隠したり治療を反対される人もいます。ぼく自身が精神疾患の発症が原因で離婚になり、実家や親族からも絶縁された人間です。娘たちにすら会わせてもらえませんが、ぼくはそれをかえって良い環境だと思っています。ただ…実の母が生きていたらな、とは思います。

(2)ぼくなど恵まれていると思っています。早くに亡くしましたが実母は心の支えですし、離れた娘たちもそうです。結果は離婚で終りましたが別れた妻にも感謝しています。感謝の気持を受け取ってもらえないのは残念ですが、見返りを求めてではないので仕方ないことです。時間に任せたいと思います。
ひとり暮しの精神障害者で危険なのは病状の悪化に気づく人がいないことです。ぼくの場合は週に一度の受診と訪問看護で、合わせて三日に一度は専門家の問診があります。早期の発見で悪化は防げます。
YouTubeではいろいろなドキュメンタリーが見られます。NHK教育の「ハートネットTV」もご参考になるかと思います。では、いつまでも優しいお母さまでいらしてください。

(3)ぼくは精神疾患(躁鬱病)が原因の歯ぎしりで、精神障害認定され生活保護受給になった頃には全歯が1/3以下に磨耗していました。歯科でも絶句されましたが生保医療なので保健外は併用できないし払えない。「全部保健でやりましょう」と、すべての歯にセラミックを被せて自然に仕上げてくださいました。「学会発表ものですよ」とおっしゃっていました。発症以来、各医療機関・福祉関係のかたがたには本当に感謝しています。

(4)ぼくもこの文章でいいたかったのはそれだけです。子供の一日の長さ。療養生活も一時間が半日にも感じられます。ただし子供と違い大人のそれは精神的空虚からだろうと思います。