人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

通院日日記・2月4日月曜・晴れ

昨日は「ドキドキ!プリキュア」の第1回を見たが今度のはいけそうだ。シリーズの過去作からうまくヴァリエーションを編んであって(前作「スマイルプリキュア!」はそこに工夫が足りなかった)「プリキュア5」「フレッシュ」「ハートキャッチ」あたりのドラマ性を発展させてキャラを立てている。たとえばオープニングは「ハートキャッチ」+設定は「フレッシュ」…という具合。デザイン・絵柄もいい。10作目かあ、と思うと感慨深い。

もっともぼくの感想などあてにはならない。先週の「金曜ロードショー」放映のホラー映画「インシテミル」は単純に楽しんだが、Amazonのレヴューなど酷評一色だった。確かに上出来の映画ではないが、もともとそれほどの作品を狙ったとも思えないからいいではないか。
その前の週の「書道ガールズ!!」は「フラガール」や「スウィングガールズ」路線の普通の青春映画で、こちらはAmazonのレヴューでも好評。「インシテミル」に較べればきめ細かで良心的な映画だが、娯楽性は同じ程度だろう。どちらも「20世紀少年」や「コクリコ坂にて」のような箸にも棒にもかからない話題作よりはずっといい。

昨夜は友人に誘われた風俗遊びを口実を立てて断ったのがすっきりせず、寝つくのが遅くなって、メンタル・クリニックの予約時間に遅れてしまった。春まで持てば最後の躁・鬱病相(足かけ4か月入院した。出られないんじゃないかと思った)から寛解して満2年になる。療養専念なら寛解状態が長続きする、ということだ。夜よりも日中の眠気が困る。3種の精神安定剤を処方されているのだが(デパケンRリーマスセロクエル)、どれも催眠作用がある。減薬を希望しているが、やはり寛解状態でも躁転の予防のために減薬できないらしい。
ぼくの場合はなのか、双極1型は一般的にそうなのか、重躁が先にきてやがて重鬱になる。最後の退院(震災の数日前)から後、1か月ほどしてぼくは激しい躁鬱混合状態に陥った。幻覚や幻聴まであった。それまではデパケンRリーマスだけだったが、セロクエルが追加されて症状は劇的に改善した。

だから減薬するならセロクエルからなのだが、まだ必要とされる診断なら仕方ない。ぼくを20キロ太らせたのもセロクエルなのだが、今日内科で測定したら着衣71.5キロに落ちてた。あと5~10キロ落としたい。
採血されて帰ってきた。