人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

のんびり日記・8月13日(火)快晴

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先週の緊迫した事態もなんとか一段落したので、今日は特にテーマを設けずに、気楽に書こうと思う。朝食は納豆、ご飯、味噌汁。昼食は盛りそばを茹でて食べた。汗をかくのでシャワーの前に、夕食のチキン・ステーキ目玉焼き添えも料理を済ませて(画像)、晩にレンジで暖め直して食べることにした。味噌汁は手抜きで、マグカップに乾燥ワカメを入れレンジにかけ、それに大さじ一杯のだし入り味噌を加えて一丁上がり。乾燥ワカメはたっぷり入れる。ほとんどワカメの味噌汁か味噌あえワカメサラダくらいに入れる。毎日もやし一袋とマグカップ二杯分の湯戻し乾燥ワカメのおかげで胃腸の調子はとても良い。

これまでは半調理品に頼ることが多かった食生活を三食完全自炊にしたのは生保減額というやむを得ない事情が大きいが、やってみたら安くつくどころか以前より多彩で豊かな食生活が送れることがわかった。母を10代後半で亡くしたので、料理は普通の家庭料理なら何でも作れる(得手不得手はある。例えば揚げ物は好物だが、自分で料理すると油むせして食べられない)-そして独身時代も自炊、結婚生活でも妻や娘のお弁当まで料理はぼくがしてきたのだし(妻も娘らもぼくのお弁当が大好きだった)離婚後は自分で自分のために料理することに虚しさを感じていたが、今はそうではなくなった。自分で自分を支えるための張り合いになってきた。

病気療養中で生活保護受給の身の上だが-現代日本で一番高名な小説家が、最も大切な権利は自由と孤独、と書いていたが-あとひとつ付け加えるべきだろう。自由と孤独、そして希望、と。ぼくが自分自身のために料理するのは、ぼくが自由と孤独だけではなく、希望を持ち続けていられるからだ。そんなことが確信できるまで、離婚後満六年かかった。
思っていたよりもぼくは大人だったから傷の治りが遅かった。思っていたよりも若かったから治ればきれいに傷は癒えた。

さすがに、妻や娘が大好物だった自家製アイスクリームまでは作らないが。ぼくは生の卵黄が食べられないから。市販のものより格段においしいらしい。娘たちの記憶に、パパのアイスクリームが残っていればいいけれど。
今はまだシンプルな肉料理が中心だが、徐々に回鍋肉や青椒肉絲、酢豚なんかに広げていきたい。酢豚なんかは「揚げない唐揚げ粉」を使えば油むせしないで作れる。