人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

麻婆丼の二日目と三日目

 麻婆豆腐を市販の「麻婆豆腐の素」と豆腐1丁(標準350g)で作ると1回で3食分が出来上がる、というのはつい先日の作文で微に入り細を穿ってお伝えした通りなのだが、3食分作ってしまったからには肝心要は2食目、3食目にある。これは画像をご覧いただいた方が早いので早速お目にかける。2食目はこんな具合。

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 まあ1食目と大差はない。だがそれは見かけの上のことなので、さすが一晩冷蔵庫で寝かせただけあって豆腐が煮詰まっている。木綿豆腐を使った甲斐はここにある。プリプリした感じと言えばいいか、だが3食分を2回で食べ切るのはやはり多いので1食分を残し、3食目は食べ切った後はもう土鍋自体を片づけてしまってもいいので、思い切りよくこうする。

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 麻婆豆腐がご飯に隠れてしまったが、白米と同量の麻婆豆腐がご飯の下(と周り)に埋もれている状態がこれになる。食べる時は鍋底から麻婆豆腐を掘り出すようにして混ぜながらいただくのだが、混ぜた具合を写真に撮るとキムチ炒飯のべったりしたものみたいに見えるだけなので混ぜる前の写真をお目にかけた次第で、鍋物で最後におじやにするのやうどんを煮込むのと食べ方には変わりはない。違いと言えばわざわざご飯は煮込まずそもそも土鍋は調理器具と食器を兼ねているようなものだからさほど抵抗感はなく、これがホーロー鍋で作ったカレーを最後の食べ切りにご飯をホーロー鍋に投じてはお玉かレンゲでも使わないでは食べづらくて仕方ないではないか。ひとつ気になるとしたらこれではもう麻婆丼ではなくご飯入り麻婆豆腐鍋と呼ぶ方が適切なのではないかということだが、どう呼ぼうが麻婆豆腐とご飯の組み合わせには違いがない。こうして3日連続麻婆丼の夕食は過ぎた。思ったほど飽きなかったなとも思いつつ、次に麻婆豆腐を食べるのはいつだろうか、当分はいいやあ、という気になるのだった。