人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

男としてのわが人生

もう40年前の話。
小学1年生(ぼく)と高校1年生(せっちゃん)にどんな肉体関係があったのだろうか?お向かいのせっちゃんは毎日学校帰りにぼくを誘いにきた。
「かずちゃん、一緒にうちのお風呂に入ろう?」
母も賛成だった。ぼくの弟はまだ2歳で目が離せないし、ちょうど夕食の支度だ。。
せっちゃんが服を脱がせて畳んでくれた。せっちゃんに言われて、ぼくもせっちゃんを脱がせて服を畳んだ。母以外の女性の全裸は初めて見た。せっちゃんはまばゆいくらいに綺麗だった。

せっちゃんは6歳の子供の目から見ても外国人の女優さんのように華やかで、グラマーな美少女だった(彼女はまだ15歳だったのだ!)髪は茶色の縦ロール、睫毛のカールも美しかった。
かずちゃんの体を先に洗ってあげるね、そしたらお姉ちゃんの体も同じように洗って、とせっちゃんは言った。どの辺が気持ちいい?洗うのが難しいところはどうやってるの?お姉ちゃんもやってあげるね。お姉ちゃんが洗ってもらって気持ちいいところはね…。
「英語は知ってる?犬はドッグ、猫はキャットっていうのよ」
「犬はドッグ、猫はキャット…」

お風呂からあがって、バスローブでせっちゃんの寝室に行った。ブリジッド・バルドゥの特大ヌード・ポスターが額入りで飾ってあった。せっちゃんそっくりだった。寝室全体がせっちゃんの匂いで充たされていた。せっちゃんはぼくを脱がせると、自分も全裸になって、ちゃんと体全体洗えたか確かめてくれた。それからぼくにも同じことをさせた。

それから15歳の女の子が6歳の児童になにをしたか。

最初のうちはせっちゃんも遠慮がちだった。ぼくも母に「楽しかったよ。せっちゃん綺麗で優しいし。英語を教えてくれた。犬はドッグ、猫はキャットだって」
「せっちゃんみたいな美人なら、お母さんも一緒に入りたいわ」
約2週間も経って、ぼくの口数はめっきり減った。入浴より寝室での時間が長くなっていた。母はぼくの様子から気付いた。白状させた。
「小学校も勉強が忙しくなって…和人も女の人とお風呂に入るのが恥ずかしいらしいんです」
と母はせっちゃんを撃退した。せっちゃんはその後美貌と財力で男と仕事を転々とかえる座間の名物女となる。