人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

今日は終った

正午に帰宅、今日は終った。まったく気力も体力も残っていない。この1週間で外出時間は合計30分。鬱のどん底で部屋に閉じこもり食事は1日2食。1食はざるそばかサンドイッチ、1食は豆腐一丁。これでは佐伯祐三辻潤のように餓死しかねない。躁鬱病者の鬱期は最後は寝たきりになる。まずい。
昨晩娘たちについてのエッセイ(やや小説的な回想)を書き上げブログに掲載してホッとした。ぼくのブログは病気になって離婚し、フリーライターも引退した後の未発表原稿を少しずつ載せている。ライター時代のぼくは依頼原稿しか書かなかった。自分のモチーフは持ち込まない。それがプロとしての矜持だった。今は好きなことを好きなように書いている。他人のためでもなく、自分のためでもなく。
ホッとしたのは、ぼくのブログは愛欲と狂気の記事ばかりだったからだ(笑)。不倫、獣姦、児童性愛、近親相姦…何度送信拒否されて改稿のあげくようやくアップしたことか(ぼくはしつこいのだ)。それで今朝は久しぶりに比較的元気に起きた。
ゴールデン・ウィークあけからずっと先送りしていたことがある。携帯電話の契約変更(まだ障害者割引になっていない)と障害者手帳の更新だ。正確には等級変更申請。ぼくは第2級から3級に下がったが、主治医の判断で1級への変更がある。でも手続きは自分でやらなければならない。
電車に乗るのも久しぶりで、携帯ショップが開くまで牛丼屋で牛丼を食べた。牛丼なんて離婚以来初めてだ。カップ麺もインスタント麺も離婚以来食べていない。
携帯ショップでははつらつさんに対応されて納得のいく契約変更になった。おたがい珍しくないけどそれほどいない名字なので雑談にもなった。
また電車、福祉タクシー券で市役所。滅多にない例らしく、その場でぼくが横浜の本局に問い合わせるとあっさり受理されることが決まった。
福祉課の担当者に経過報告、市役所の中は社会見学の小学生たち。
市役所向かいの図書館、社会見学の小学生たち。
廃棄本の棚から文庫本4冊もらってきた。ツルゲーネフ「片恋・ファウストヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」「アンダスン短編集」「マラマッド短編集」。