人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

やらねばならぬときがある( 前篇)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

東京MXテレビでは毎週日曜午後に月ごとの特集でノーカット放映があり、溝口建二やウッディ・アレンなどがラインナップなので今日も楽しみにしていた。そしたら予告なしに都議会の録画放映に差し替えだったので、テレビの前で唖然とした。さてこれからビタースウィートな90分(ウッディ・アレンの映画はいつもそのくらいだ)を味わえるぞと甘い気分でいたのだ。がーん。
晩は日曜洋画劇場で「ゲット・スマート!」があるし、早朝は「海賊戦隊ゴーカイジャー」「仮面ライダーフォーゼ」「スイート・プリキュア♪」「トリコ」「ハンター×ハンター」を見ている。午後にぽっかり穴が空いてしまった。格別やるべき家事もない。こういう時には読書、またはブログ記事の書きためくらいしかない。読書には昼酒がつきものだから、節酒のためには後者の方が良い(読書しながらブログ記事、つまり文学書や医学書を参照しながらの執筆は集中力を要し、タバコも酒も格段に増える。酔わないが、気持のいい酒ではない)。

フリーライター仕事ではずいぶんアダルト取材もこなした。話を聞いて作文を書くだけでは風俗店の取材は務まらない。担当編集者とふたりで行って、ビデオではなくスチールだが、どちらかが客の役、すなわち男優にならねばならないのだ。となると、きっちり撮影する責任は編集者で、いきおい男優の任はライターにまわってくる(さすがにパンツまで脱ぐ仕事まではライターには要求されないが)。

昨日、離婚後に送られてきた中からいくつかのダンボールを整理して、こんなものまで残っているとは思わなかった文書・資料類を見つけて赤面した。結婚前の愛らしい妻の写真があった。さらに、アダルト関係の取材写真が4件ほど出てきた。もう20年近く経つから肖像権も無効、というか、ぼくも彼女たちも20年歳を取っているのだ。

写真(上)はAV女優とグラビアのリナちゃん18歳。AV女優の大半は母子家庭で、デビューから引退は平均半年契約。彼女もそうだった。
写真(中)はイメクラ店のジュンちゃん。店の売りは「逆夜這い」で、これは吸血鬼のコスチューム。積極的な露出症的性格の娘で、後は掲載できない全裸写真ばかりだ。
写真(下)は六本木の老舗SMクラブがプロレスに特化したお店で、本物の女子プロレスラーと勝負できる。手加減なし。叩きのめされてきた。何やってんだか。