[「劇場版・魔法少女まどか☆マギカ」をめぐって]
ぼくも「魔法少女リリカルなのは」程度に面白ければいいや、と思って観たのであまりにとんでもない内容でのけぞりました。最後まで観ると、結局ほむらが主人公なんですよね。世界がリセットされて、たっくんとほむらだけがまどかの記憶を交わす河原のシーンなど泣けました(まどかママの「アニメのキャラクターの名前?」発言には参りましたが)。
劇場版巻末の続編予告やこの公開速報観ると、ほむら中心にリセット後に甦った他の魔法少女たちの話以外は予想もつかなくて、これは観なくては、という気になりますよね。ぼくは電車で五分の隣町に上映館があるので劇場で観るかどうか迷っています。DVDが出れば買うけど(ブルーレイしか出なかったりして)劇場公開から半年は待たされるだろうし。
劇場版前編はテレビ版1~8話の1/2の短縮版なので、テレビ版も観る意義があります。後編は9~12話だから短縮はありませんが、ほぼ全編書き替えです。
「予想以上の衝撃」はぼくもそうでしたので、こうして記事にしていただいて喜んでいます。見直すと、ほむらやキュウべいの言動にはすべて裏があるのが判って、飽きがきません。
[2007年の入獄事情]
もう何度もブログで書いたのでさらりといきますが、ぼくの病状(躁鬱)で離婚を決意した妻は保健所と警察署に相談して計画を立てたのです。DV防止条令がその年の県の新条令で、官庁ではちょうどそのモデルケースを求めていました。
まず妻が娘たちを連れて家出し、家に戻る交換条件にぼくが家を出ることになりました。娘たちの通学・通園を考えると人質をとられたようなものです。ぼくは妻が用意した遠方のウィークリー・マンションで一か月泣き暮しました。その間に被告欠席の民事裁判でぼくは虚構のDV指定をされ、離婚が成立し、娘たちの親権も失いました。
妻からぼくに渡すもの(台所の引出しに置いてきた結婚指輪)があると連絡されマンション前で待っていると、妻が通報していた覆面パトカーが来て逮捕されました。DV指定者の60日間接近禁止条例違犯です。ぼくは一切抗弁をしませんでした。現実には家庭内暴力はなく、接近も妻からの呼び出しだったからどの角度から見ても無罪でした。だからぼくは、単に妻の意志に沿って有罪判決を受け入れたのです。そういう事情でした。