人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

元雑誌フリーライター。勝手気儘に音楽、映画、現代詩、自炊などについて書いています。

#邦楽

北原白秋の歌謡詩(「さすらいの唄」「にくいあん畜生」「今度生まれたら」)

松井須磨子・明治19年(1886年)3月8日生~大正8年(1919年)1月5日没、享年32歳 正確には「歌謡詩」というよりも「舞台劇挿入歌」と呼ぶべきでしょうが、北原白秋(1885-1942)は歌謡詩の分野でも抜群の才人でした。白秋は20代にして当代の詩王と呼ばれた長崎生ま…

12月の冷やし中華

早いもので今年も12月になった、という書き出しのブログを書いている人は全国で何万人もいると思うが、さあて12月最初の食事だ、残りご飯はないし今からご飯を炊くのも面倒だし、昨日一昨日でソバとうどんと焼きそばは食べたばかりだし、茹でおきがあればと…

あぶらだことの出会い

80年代の終りには20代半ばで、ポップスやロックには飽き飽きしていた。高校生の頃熱中していたパンク=ニュー・ウェイヴ、オルタナティブ系ロックにもうんざりしてしまい、ドイツのCANくらいしか聴く気がしなかった。日本ではパンタ、Friction、P-Modelをず…

(20)アイ高野=ザ・カーナビーツ

ザ・カーナビーツのリーダー、アイ高野(ヴォーカル、ドラムス)は06年4月に逝去した。享年55歳。葬儀にはGSのOBが勢揃いした。カーナビーツとゴールデン・カップスのメンバー、加橋かつみ(タイガース)、真木ひでと(オックス)…ここから先は点鬼簿になるが、鈴…